構造:木造
2階建て
小布施町の南端、くだもの街道と県道358号が交差する場所で、北西に北信五岳、東に雁田山、南に松川を望む、北信濃の象徴的な風景が広がる環境にこの住宅があります。
1階はガレージ・倉庫などの収納スペースを大きく確保しました。
生活スペースは2階に配置することで、採光・通風を十分に得られるようにしました。交差点に面することからプライバシー上も有利と考えました。
大きな切妻の屋根下はワンルーム空間となっています。主寝室などの間仕切壁の高さは桁までとし天井材はなく信州産カラマツの屋根架構が連続しています。それにより冬は高い位置からの採光が室内の奥まで届き暖かく、薪きストーブの暖かさも建物全体に行き届きます。夏は山の風、川の風がどの方位からでも通り抜け快適です。
リビングダイニングの延長として張り出したテラスからは、景色や緑を楽しむことができます。光・風・緑・暖・涼など自然と共に暮らす住宅です。